連盟の紹介

札幌リュージュ連盟は、リュージュ競技の普及と選手強化を目的として昭和37年12月21日に設立しました。

昭和47年(1972年)に開催された札幌オリンピックでは、女子一人乗りで大高優子が5位、二人乗りで荒井・小林組が4位に入賞という歴史があり、その後も札幌出身の選手がオリンピックをはじめ世界の大会に出場しています。











札幌地域だけに限らず日本国内のリュージュ競技は、競技人口や役員の減少など競技が衰退する傾向が続いています。
本連盟では、日本で最初のリュージュ競技団体として、今後も競技を守りこの危機的な現状から抜け出す為に様々な取り組みを行っています。
例えば、一般の方々への講習会の開催や、多くのオリンピック出場選手の出身校でもある札幌市立藤の沢小学校生徒への講習会の開催など、
競技人口の拡大と競技の広報を重点課題として積極的に取り組んでいるほか、連盟の財務強化、役員連携強化など組織強化を行っています。









 

本連盟所属選手を一人でも多くオリンピックや世界選手権大会へ出場させるべく選手強化を行ってきた結果、過去に開催されたオリンピック大会へ毎回本連盟所属選手を日本代表として送り込むことができました。その他、世界選手権大会やワールドカップ大会など多くの国際大会に本連盟選手が出場し活躍しています。

開催年 大会名(開催国) オリンピックに出場した札幌リュージュ連盟所属選手
1972年 札幌(日本) 市川和明、江口正登、小林政敏、大高優子、渋谷裕子
1976年 インスブルック(オーストリア 市川和明、佐藤英利、大八木政明、小川由美子、山田照子
1980年 レークプラシッド(アメリカ) 栗山浩司、高木 孝
1984年 サラエボ(ユーゴスラビア) 高木 孝、平川 司、小清水仁美、加藤由美子
1988年 カルガリー(カナダ) 伊藤 徹、高松一彦、平川 司、小清水仁美、田中三奈
1992年 アルベールビル(フランス) 高松一彦、佐々木淳吏、佐々木雄次
1994年 リレハンメル(ノルウェー) 高松一彦、佐々木淳吏、佐々木雄次
1998年 長野(日本) 牛島茂昭、佐々木淳吏、小林由美恵
2002年 ソルトレークシティ(アメリカ) 牛島茂昭、小林由美恵
2006年 トリノ(イタリア) 牛島茂昭、戸城正貴
2010年 バンクーバー(カナダ) 安田 文
2014年 ソチ(ロシア) 金山英勢


本連盟の活動拠点でもある札幌市藤野リュージュ競技場では、毎年、企業や団体の協力を得て競技会を開催(ヤクルト杯、読売新聞杯、スポーツショップ古内杯)して、選手の競技レベル向上など発展と普及を図っています。競技場施設の老朽化が進んでいますが、我々を育ててくれた競技場へ感謝すると共に、一日でも長くリュージュ競技を続けることができるよう取り組んでいます。

 

 

 

 

 

今後もリュージュ競技のため、一般の方を対象とした講習会や競技会開催など、競技の普及と広報活動を積極的に実施すると共に選手の育成に努めさらに発展できるよう取り組みます。また、新競技場の建設や藤野リュージュ競技場の改修を関係各位に要望する取り組みを行い、今後も強い選手が札幌から育つよう活動します。

 

札幌リュージュ連盟

  事務局 〒002-8025 北海道札幌市北区篠路5条6丁目3-1 金山方
  メール luge@lc.main.jp