リュージュの歴史

リュージュは、1520年頃、ヨーロッパのアルプスの山々でソリ遊びが盛んになり発展したスポーツで、ヨーロッパでは夏のサッカーと同じ程、大変人気なスポーツとして親しまれています。「リュージュ」とはフランス語で「ソリ」という意味です。(ソリは漢字で「橇」と書きます。ご存知でしたか?)
リュージュは、1964年に開催された第9回冬季オリンピック・インスブルック大会(オーストリア)から正式種目として採用され、日本選手団は1972年に開催された札幌オリンピックから現在まで出場していて、札幌出身の選手たちも数多く出場しています。

競技用具

夏季のトレーニング方法はこちらです。

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競技の方法

リュージュ競技は、オリンピック大会をはじめ様々なランクの競技大会があり、種目も男子一人乗り、女子一人乗り、二人乗り、チームリレーといったものがあります。
基本的に2本滑走した合計タイムの早い順番で競い合いますが、オリンピック大会だけは4本滑走の合計タイムで勝敗を決めます。タイムは1000分の1秒まで計測することとされていて、少しだけ壁に擦った程度のわずかなミスでもタイムロスとなることから、この1000分の何秒という世界が勝負に大きく影響される競技です。
札幌の藤野リュージュ競技場では、リュージュ競技を手軽に楽しめるよう講習会を開催したり、誰でも参加できるローカル大会を開催しています。詳しくは「札幌市藤野リュージュ競技場の予定」をご覧下さい。

・ソリ
ソリは、@2本のシーネ(滑走面にあるスチール製の金属)、A2本のクーヘ(シーネを固定している木製の棒)、B2つのブリッジ(クーヘを取り付ける金属の台座)、C座席用のマットとシャーレ(マット外側のボディ)で構成することが国際リュージュ連盟競技規則に規定されていて、サイズについても各パーツごとに細かく規制されています。ソリの重量は、一人乗り用最大23kg、二人乗り用最大27kgと決められています。
操作は、足首に挟んだクーヘの先を左右に押し込むことと微妙な体重移動で行います。少しでも体のバランスが崩れるとコントロールが乱れてタイムロスになってしまうので大変繊細な乗り物です。
 
・ヘルメット
リュージュで使用するヘルメットは、リュージュ競技の為だけに開発されたものを使用していて、国際大会では国際リュージュ連盟公認のものしか使用できません。ヘルメットにはバイザー(風防)が取り付けやすよう前面が少し変形しています。
 
・ウエアーと靴
選手が着用するウエアーは空気抵抗が少なくなるよう製作されたものでファスナーは背中側にあります。また、ウエアーの中には鉛でできたおもりを入れた服を着用しています。これはルールで認められているもので、選手の体重によって付加できる重さが決まっています。選手の体重がほぼ同じ重量になるようにする為で、重い選手ほど早く滑走できるという物理的な理由から決められたものです。靴もリュージュ専用のものを使用します。空気抵抗が少なくなる形になっていて底面も凹凸がありません。
 
・手袋
手袋にはスタート時に氷をかいて加速できるよう特殊な爪をつけています。
 

 

リュージュ競技のご紹介