競技用具

ソリ

ソリは、①2本のシーネ(滑走面にあるスチール製の金属)、②2本のクーヘ(シーネを固定している木製の棒)、③2つのブリッジ(クーヘを取り付ける金属の台座)、④座席用のマットとシャーレ(マット外側のボディ)で構成することが国際リュージュ連盟競技規則に規定されていて、サイズについても各パーツごとに細かく規制されています。ソリの重量は、一人乗り用最大23kg、二人乗り用最大27kgと決められています。 操作は、足首に挟んだクーヘの先を左右に押し込むことと微妙な体重移動で行います。少しでも体のバランスが崩れるとコントロールが乱れてタイムロスになってしまうので大変繊細な乗り物です。













ヘルメット

リュージュで使用するヘルメットは、リュージュ競技の為だけに開発されたものを使用していて、国際大会では国際リュージュ連盟公認のものしか使用できません。ヘルメットにはバイザー(風防)が取り付けやすよう前面が少し変形しています。










ウェアーと靴

選手が着用するウェアーは空気抵抗が少なくなるよう製作されたものでファスナーは背中側にあります。また、ウェアーの中には鉛でできたおもりを入れた服を着用しています。これはルールで認められているもので、選手の体重によって付加できる重さが決まっています。選手の体重がほぼ同じ重量になるようにする為で、重い選手ほど早く滑走できるという物理的な理由から決められたものです。
靴もリュージュ専用のものを使用します。空気抵抗が少なくなる形になっていて底面も凹凸がありません。



 











手袋

手袋にはスタート時に氷をかいて加速できるよう特殊な爪をつけています。












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